みなさんは、Instagramの投稿にいくつハッシュタグを付けていますか?
今までは「リーチを広げるための必須ツール」とされていたハッシュタグ機能ですが、今その役割は劇的に変化しています。かつては30個付けるのが上限とされていた運用ですが、2025年11月下旬より一部のアカウントで「ハッシュタグを6個以上入れるとエラーが出る」「5個までしか入力できない」という事象が相次いで報告されました。そして12月にはMeta社より正式に「ハッシュタグは5個まで」とするアップデート情報が発信されました。
これは、Meta社が全世界で進めている「AI主導のレコメンドシステム」への完全移行に向けた動きと言えます。この記事では、ハッシュタグ制限の裏側にある公式の意図と、12月16日のポリシー改訂を経て重要度が増した「最新のキーワード戦略」を徹底解説します。
目次
- 11月から急増した「ハッシュタグ入力制限」エラーの正体
- Google検索にも表示開始!「Instagram SEO」の重要性
- Meta社の発信から読み解くハッシュタグ活用の最新基準
- 「ハッシュタグなしの方が伸びる」は本当か?
- ハッシュタグ5個時代のキーワード戦略とは
- まとめ
11月から急増した「ハッシュタグ入力制限」エラーの正体
2025年11月、SNS上で一部のアカウントを対象に、ハッシュタグの入力上限が「3または5個」に制限されているという報告が多数確認されました。これは仕様変更に向けた段階的なA/Bテストと見られていましたが、12月中旬、ついに公式より「ハッシュタグの数の上限は5個」と正式にアナウンスされました。現在はハッシュタグを6個以上付けてしまうとエラーが表示されるようになっています。
Meta社が5個以内を推奨する理由は、主に以下の3点だと考えられます。
スパム投稿の抑制
関連性の低いタグを大量に付ける「ハッシュタグハック」を防ぎ、ユーザー体験を向上させる。
AIの理解をサポート
タグが多すぎると投稿のテーマが分散し、AIが「誰におすすめすべきか」を判断しにくくなる。
解析技術の進化
ハッシュタグに頼らずとも、AIはキャプションや動画内の音声から内容を正確に把握できるようになった。
これまでのハッシュタグは「リーチを広げるためのツール」でしたが、今後は「投稿のジャンルをAIに伝えるための補足データ」へとその役割を変化していきます。 Instagram責任者のアダム・モッセリ氏も「ハッシュタグを多く付けてもリーチが劇的に伸びるわけではない」と明言しており、システムがハッシュタグという「点」の情報ではなく、コンテンツ全体の「文脈」を理解する方向へシフトしていることが背景にあります。
Google検索にも表示開始!「Instagram SEO」の重要性
ハッシュタグが制限される一方で、2025年7月10日より、プロアカウントによる公開投稿(写真、リール、カルーセル)がGoogleやBingなどの検索エンジンにインデックスされるようになりました。
これにより、ユーザーがブラウザで「渋谷 カフェ おすすめ」と検索した際に、あなたの投稿が検索結果に直接表示される可能性が生まれています。
アプリ外からの流入
Instagramを利用していない層や、ブラウザで悩み事を調べている層にリーチできます。
投稿の資産化
ハッシュタグ検索で流れてしまう「フロー型」の運用から、検索され続ける限り閲覧される「ストック型(資産)」の運用へと価値が変わりました。
Meta社の発信から読み解くハッシュタグ活用の最新基準
2025年12月中旬、Meta社はハッシュタグの最適な活用方法について、改めて明確な指針を発信しました。その核心は「量は少なく、質は高く」という点に尽きます。
推奨数は「3〜5個」へ
以前は10〜30個が一般的でしたが、現在は少数精鋭のハッシュタグが推奨されています。
ターゲットの明確化
少なめのタグを使用することで、AIに対して「この投稿は何のジャンルか」という信号(シグナル)を明確に送り、マッチング精度を高めることができます。投稿内容と密接に関連するキーワードを意図を持って厳選し、ユーザーにとって価値ある情報を提供することが求められています。
一般的すぎるタグは「パフォーマンスを下げる」
最新のガイダンスで最も注目すべきは、「不適切なタグ選びが、かえってアカウントに悪影響を与える」という内容です。
「#reels」や「#explore(発見)」など、誰にでも当てはまる一般的すぎる言葉のタグは、実際には「発見」タブへの掲載に寄与しません。それどころか、無関係なタグを詰め込む行為はスパム対策の対象となり、コンテンツのパフォーマンス(表示回数や反応率)を損なう可能性があると公式は強く警鐘を鳴らしています。
「ハッシュタグなしの方が伸びる」は本当か?
SNS上では「ハッシュタグをつけるとアルゴリズム上で不利になるのでは?」といった噂も見られましたが、アダム・モッセリ氏は「ハッシュタグを多く付けてもリーチが劇的に伸びるわけではないが、不利になることもない」と述べています。
つまり、ハッシュタグを完全に廃止する必要はありません。前述の公式からの発信内容を見ても、ハッシュタグは依然として、アルゴリズムによる「おすすめ」とは別の「Instagram SEO(SNSやWeb検索)」における重要な要素として機能し続けています。
ハッシュタグ5個時代のキーワード戦略とは
2025年12月16日のプライバシーポリシー改訂により、AIはユーザーとMeta AIとの対話内容からも興味関心を学習し、レコメンドに活用するようになりました。ハッシュタグの数も絞られ、投稿がWeb検索にも表示されるようになった今、AIに「投稿の内容」を正確に伝えるための代替手段が重要になります。
キャプションに投稿のテーマとなるキーワードを使用する
AIはキャプションのテキストからも投稿内容を判定します。キャプションは情緒的にしすぎずに、投稿のテーマとなるキーワードは分かりやすく記載することで、AIやアルゴリズムに重要性を伝えましょう。
動画内の「テキスト(テロップ)」を増やす
AIはリールのテロップや音声を解析しています。重要な単語や情報は、必ず画面内の文字として残すように意識しましょう。
代替テキスト(Alt text)の活用
各投稿の「詳細設定」から画像の内容をテキストで入力することで、Googleの画像検索やMeta AIへ正確なジャンル情報を伝えることができます。

まとめ
2025年12月のアップデートを経て、ハッシュタグは「広げるための網」から、AIに「この投稿の正解はこれです」と教え、Google検索などの外部にも繋げるための「精密なピン」へと変化したと言えます。公式の意図を汲み取り、一般的すぎるタグを排除して「具体的な5つ」に絞り込むこと。この「Web全体のSEO」も意識した運用こそが、AI共生時代に選ばれ続けるための最短ルートです。
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